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非エンジニアのClaude Code活用【2026年9月】|使い方と安全設定

非エンジニアのClaude Code活用【2026年9月】|使い方と安全設定

コードを書かない営業・企画・バックオフィス担当者向けに、Claude Codeの入口4つ、Coworkとの使い分け、プラン別に使える範囲、権限モードと安全設定、CLAUDE.mdとスキルの作り方を2026年9月の公式仕様で整理します。

結論:2026年9月時点で、非エンジニアがClaude Codeを業務で使う最短ルートは「デスクトップアプリのCodeタブ+CLAUDE.md+権限モードの固定」の3点セットです。ターミナルを開かずに始められ、必要なのはClaude Pro・Max・Team・Enterpriseのいずれかの有料プランだけです。

  • 要点1:入口はCLI・デスクトップアプリ・VS Code拡張・Webの4つ。非エンジニアはデスクトップアプリのCodeタブから入るのが設定量が最も少ない(Claude Code公式docs「Get started with the desktop app」・2026年9月時点)
  • 要点2:ファイルを触らない調査・資料づくりはCowork、手元のフォルダを直接読み書きさせるならClaude Code。同じデスクトップアプリの別タブなので、行き来しながら決めれば良い
  • 要点3:最初に固めるのは業務プロンプトではなく権限モードと許可ルールShift+Tabのモード切替と/permissionsのdeny設定を先に決めておくと、あとの運用が壊れない

対象読者:営業・企画・マーケ・人事・経理などコードを書かない業務担当者で、「Claude Codeは自分には関係ないのでは」と思っている方。および、非エンジニア部門へClaude Codeを配ろうとしている情報システム部門の方

今日やること:Claudeデスクトップアプリを入れてCodeタブを開き、業務ファイルが入ったフォルダを1つ選び、/initでCLAUDE.mdを作る。そのあと/permissionsを開いてdenyルールを2〜3本足す。ここまでで30分ほどです。

「Claude Codeって、エンジニアじゃないと使えないの?」

企業向けAI研修の現場で、いまいちばん多い質問のひとつです。

Claude Codeが元々ターミナル(黒い画面)で動くCLIツールとして出てきた以上、そう見えるのは自然です。ただし2026年9月時点の実態は違います。公式ドキュメントは、Claude Codeが「ターミナル、IDE、デスクトップアプリ、ブラウザ」で動くと明記しています(Claude Code公式docs「Overview」)。どの入口も同じエンジンにつながり、CLAUDE.md・設定・MCPサーバーは入口をまたいで共通です。ターミナルを開かずにClaude Codeを使う経路が公式に用意されているということです。

この記事は、入口の選び方・プランの実務・権限設定・CLAUDE.md・スキル・出力スタイル・巻き戻しまでを、コマンドと設定ファイルを添えて並べたものです。設定値とプランの扱いはすべてAnthropicの公式ドキュメント・ヘルプセンター・公式価格ページで2026年9月時点の記載を確認しています(出典は記事末尾)。仕様の更新は速いので、設定前に該当ページを1度開くことをおすすめします。

2026年9月時点のClaude Code|非エンジニアの入口は4つ

4つの入口の違い(公式docsの記載ベース)

まず現在地を整理します。Claude Codeの主な入口は次の4つです。

入口 導入作業 コードが動く場所 非エンジニア適性
デスクトップアプリ(Codeタブ) インストーラを実行してサインイン 自分のPC、またはクラウド 最有力。ターミナル不要
Web(claude.ai/code) GitHubリポジトリの接続が必要 クラウドの仮想マシン GitHubを使う部署なら可
VS Code拡張 エディタと拡張機能の導入 自分のPC エディタに慣れていれば可
CLI(ターミナル) インストールコマンドを実行 自分のPC 慣れれば最も速い

すでにVS Codeを使っている、あるいはエンジニアと同じ画面で作業する場面があるなら拡張機能も選べます(Claude Code IDE統合|VSCode・JetBrains)。公式docsの「Compare ways to run Claude Code」の表では、Webセッションはリポジトリのみを見てローカル設定は使わず、GitHubが必要(またはCLIの--cloudでローカルリポジトリを送る)と説明されています(公式docs「Get started with Claude Code on the web」)。ここが分岐点です。営業や経理の手元にあるのはGitHubリポジトリではなく、PCのフォルダに入ったExcelやCSVやWordなので、Web版よりデスクトップアプリのローカルセッションのほうが素直に噛み合います。

デスクトップアプリには3つのタブがある

Claudeデスクトップアプリを開くと、上部にタブが3つ並びます。公式docsの説明は次のとおりです。

  • Chat:ファイルにアクセスしない通常の会話。claude.aiと同じ感覚
  • Cowork:サンドボックス化された仮想マシンの中で、自律的にタスクを進める背景エージェント
  • Code:ローカルファイルに直接アクセスする対話型のコーディングアシスタント。権限モードに応じて、変更ごとに承認するか、あとでまとめてレビューする

非エンジニアが「Claude Codeを使う」と言うとき、実体はこの3つ目のCodeタブです。Codeタブを押して有料プランへのアップグレードを求められた場合は、まだ対象プランに入っていないという意味です。

インストールとサインイン

デスクトップアプリはmacOS・Windows・Linux(beta)向けに配布されています。CLIも使う場合は別途インストールします(公式docs「Quickstart」)。

# macOS / Linux / WSL
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

# Windows PowerShell
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

# Homebrew(macOS)
brew install --cask claude-code

# WinGet(Windows)
winget install Anthropic.ClaudeCode

# 入ったか確認
claude --version

公式docsによれば、ネイティブインストール(install.sh / install.ps1)はバックグラウンドで自動更新されますが、HomebrewとWinGetは自動更新されません。後者はbrew upgrade claude-codewinget upgrade Anthropic.ClaudeCodeを定期的に実行する必要があります。サインインはclaude起動時に求められ、アカウント切替は/login、ログアウトは/logoutです。

まず/powerupで機能をひとつずつ覚える

非エンジニアが最初にやることとして、公式が用意しているスラッシュコマンドがあります。

/powerup

公式のコマンドリファレンスは/powerupを「アニメーション付きのデモで、Claude Codeの機能を短い対話型レッスンとして学べる」コマンドと説明しています(公式docs「Commands」)。記事や動画を探す前に、まずこれを一周するのが速いです。

Claude CodeとClaude Coworkの使い分け

Coworkは「ターミナル不要のClaude Code」

Anthropicのヘルプセンターは、Coworkを「Claude Codeのエージェント機能を、コーディング以外のナレッジワークに持ち込むもの」と説明し、「Claude Codeを動かしているのと同じエージェント基盤を、ターミナル不要で使う」と明記しています(Anthropicヘルプセンター「Get started with Claude Cowork」・2026年9月時点)。公式が挙げる主な機能は次のとおりです。

  • クラウド上のセッションが自分のClaudeアカウントに紐づき、デスクトップ・Web・モバイルをまたいで続く
  • ノートPCを閉じても、クラウドセッションでは作業が続く
  • チャット側の記憶とCowork側の記憶が共有される
  • デスクトップではローカルファイルを、手動アップロードなしで直接読み書きできる
  • 数式が入ったExcelファイル、PowerPointのスライド、整形済みドキュメントなどの成果物を作れる
  • スケジュールされたタスクを、デバイスがオンラインでなくてもクラウドで実行できる

提供範囲は面によって違います。ヘルプセンターの記載では、macOS版・Windows版デスクトップは全有料プラン、WebはPro・Max・Teamプラン(Enterpriseは管理者が有効化した場合)、モバイルも同様、Chromeサイドパネルは Max・Teamプランで、Proへ順次展開中とされています。

どちらを選ぶかの判断

やりたいこと 向いている方 理由
調査してスライドや表にまとめてほしい Cowork 成果物生成(表計算・スライド)が公式に挙げられた機能
手元のフォルダのCSVを一括で整形したい Claude Code 作業ディレクトリを指定して、その中で読み書き・実行できる
毎週同じ処理を同じ手順で回したい Claude Code CLAUDE.mdとスキルで手順をファイルとして残せる
自席を離れている間に進めておいてほしい Cowork クラウドセッションと定期実行タスクが用意されている
承認の粒度を自分で決めたい Claude Code 権限モードと許可ルールを設定ファイルで固定できる

どちらか一方に決め切る必要はありません。同じデスクトップアプリのタブなので「調べものはCowork、フォルダを触る仕事はCode」で足ります。なおヘルプセンターはCoworkについて「エージェント的な性質とインターネットアクセスに由来する固有のリスクがある」と明記しています。組織利用では、Team・Enterpriseの管理設定でWeb検索やブラウザ利用を制御できる点も合わせて確認してください。

プランとモデルの実務|どこまでが「追加課金なし」か

Claude Codeを使うには有料プランが要る

公式docsは「Claude CodeにはPro、Max、Team、Enterpriseのいずれかのサブスクリプションが必要」と明記しています。Freeプランでは使えません。Claude Console(API従量課金)や、Amazon Bedrock・Google CloudのAgent Platform・Microsoft Foundryといったクラウド経由の認証も選べますが、非エンジニアが個人で始める場合はサブスクリプションが前提です。

2026年9月時点の公式価格ページの記載は次のとおりです(Claude公式価格ページ)。

  • Free:$0。Claude Codeは対象外
  • Pro:年額前払いで月換算 $17($200を前払い)。月払いなら $20
  • Max:$100から。Proの5倍または20倍の利用量を選ぶ形
  • Team:年払いで1席あたり月 $20(月払いは $25)。プレミアム席は年払いで1席あたり月 $100(月払いは $125)

金額はすべて米ドル表記です。日本円での請求額や消費税の扱いは公式価格ページに記載がないため、2026年9月時点で公式に確認できていません。社内の稟議に使う数値は、実際の請求画面か販売元の案内で確認してください。

「APIキーを設定していると、サブスクではなく従量課金になる」

これは非エンジニアより、むしろ情報システム部門が踏みやすい落とし穴です。Anthropicのヘルプセンターは次のように警告しています。

システムにANTHROPIC_API_KEY環境変数が設定されている場合、Claude Codeはサブスクリプション(Pro・Max・Team・Enterprise)ではなくそのAPIキーで認証し、結果としてサブスクリプションに含まれる利用枠ではなくAPI利用料が発生します。(Anthropicヘルプセンター「Use Claude Code with your Pro or Max plan」より要約)

心当たりがある場合の手順も同じ記事に書かれています。/logoutで完全にログアウトし、claude updateを実行し、ターミナルを再起動してからclaudeで正しいアカウントを選び直します。API課金のオプション自体を出さないようにするには、claude logoutのあとclaude loginでサブスクリプションの資格情報だけを使ってログインします。

いま自分がどの枠を消費しているかは、セッション内で確認できます。

/usage

公式リファレンスでは/usageを「セッションのコスト、プランの利用上限、アクティビティ統計を表示する。Pro・Max・Team・Enterpriseプランではプラン上限に対して何が計上されているかの内訳も出る」と説明しています。/cost/statsは同じコマンドの別名です。

Fableモデルの扱いはプランで違う

2026年に入って混乱しやすくなったのがモデル別の課金です。Anthropicのヘルプセンター記事「Claude Fable models on your plan」の2026年9月時点の記載を整理します(出典)。

プラン Fable 5 / 5.1の扱い
Free 利用不可
Pro/Teamの標準席 プランの利用上限には含まれない。最初から従量制のusage creditsで使う
Max/Teamのプレミアム席 プランの標準機能。週次利用上限の最大50%までを追加費用なしでFableに使える
利用量ベースのEnterprise/API 標準のAPIレートで課金

公式FAQには「Max等で週次上限が50%増えるわけではない。あくまで同じ上限のうち最大50%をFableに割り当てられるという意味で、他モデルの利用も同じ上限から引かれる」とはっきり書かれています。ここを取り違えると社内説明が破綻します。

もうひとつバージョン要件があります。同記事によると、Fable 5はClaude Code v2.1.170以降、Fable 5.1はv2.1.255以降が必要です。「モデルピッカーにFableが出てこない」ときに疑うのはプランよりバージョンで、claude --versionで確認できます。実務としては日常業務をSonnet系やOpus系に固定し、重い調査だけ/modelで切り替えるのが素直です(その場だけ変えたい行ではs)。詳細は Claude CodeのFable 5.1|切替と料金 にまとめています。

最初の30分|フォルダを選んでCLAUDE.mdを作る

作業フォルダを1つだけ決める

Claude Codeは「起動したフォルダ(作業ディレクトリ)」を基準に動きます。最初にやるべきは全業務を任せることではなく、触らせてよいフォルダを1つ決めることです。デスクトップアプリならCodeタブでLocalを選びSelect folderで指定、CLIならそのフォルダに移動してからclaudeを起動します。

cd ~/Documents/eigyo-shiryo
claude

あとから別のフォルダも見せたくなったら、セッション内で追加できます。

/add-dir ~/Documents/keiri-csv

/add-dirは「現在のセッションでファイルアクセス用の作業ディレクトリを追加する」コマンドで、途中までパスを打つと候補が出てTabで確定できます。ただし追加したディレクトリからは.claude/配下の設定の大半が読み込まれない点に注意してください。

/initでCLAUDE.mdを生成する

CLAUDE.mdは、Claude Codeが毎回のセッション開始時に自動で読み込む指示書です。公式docsは「あなたが書く指示とルール」で「すべてのセッションに読み込まれる」ものと定義しています(公式docs「How Claude remembers your project」)。ゼロから書く必要はなく、フォルダを開いた状態で次を打ちます。

/init

すでにCLAUDE.mdがある場合、/initは上書きせず改善案を提示します。読み込まれているかを確認するには/contextを実行し、Memory filesの一覧を見ます。

置き場所は4段階ある

公式docsのCLAUDE.md配置表を、非エンジニアの用途に読み替えると次のようになります。

スコープ 場所 書く内容の例
組織方針 管理設定で配布 全社共通のセキュリティ・コンプライアンス要件
個人 ~/.claude/CLAUDE.md 自分の役割、敬語の程度、出力の既定フォーマット
プロジェクト ./CLAUDE.md または ./.claude/CLAUDE.md 部署共通のテンプレ、ファイル命名規則、禁止事項
個人×プロジェクト ./CLAUDE.local.md 自分だけのメモ。共有しない前提(gitignore対象)

非エンジニアが書くCLAUDE.mdの実例

公式docsは「1ファイルあたり200行以内を目標に」「長いと文脈を食い、指示の遵守率が下がる」「『きちんとフォーマットする』ではなく『2スペースインデントを使う』のように検証できる粒度で書く」と明記しています。この3点を踏まえた営業担当者向けの例です。

# 業務コンテキスト

## 役割
- 営業部 / 担当エリア: 関東
- 主な作業: 顧客向けメール、週次報告、案件管理表の整形

## 出力の決まり
- メールは敬体。件名は「【株式会社◯◯】〜」の形にする
- 報告書は「結論 → 数値 → 詳細」の順で書く
- 表を出すときはタブ区切りで出力する(Excelに貼るため)
- 日付は YYYY-MM-DD で統一する

## 禁止事項
- 入力にない数値を計算・補正しない
- 顧客名・金額を要約時に丸めない
- 確認が必要な箇所は末尾に「要確認:」として列挙する

## 作業の進め方
- 3つ以上の手順がある依頼は、着手前に手順を箇条書きで出す
- ファイルを新規作成するときは、先に置き場所を提案する

「禁止事項」と「作業の進め方」を入れておくのがポイントです。非エンジニアの業務では、生成物の書式より勝手に補正されないことのほうが事故につながりやすいためです。設計の考え方は CLAUDE.md設計・運用ガイド|効くプロジェクトメモリ で詳しく扱っています。

CLAUDE.mdと自動メモリは別物

公式docsはもうひとつの記憶として「auto memory(自動メモリ)」を挙げています。CLAUDE.mdがあなたが書く指示なのに対し、自動メモリはClaudeがあなたの訂正や好みから書き溜めるものです。リポジトリ単位で保持され、各セッション冒頭で先頭200行または25KBまでが読み込まれます。両方の確認・編集は/memoryから行えます(CLAUDE.mdの編集、自動メモリの有効・無効切替、記録項目の閲覧)。

権限モードと安全設定|非エンジニアが最初に固める場所

モードは6種類。Shift+Tabで切り替える

ここが本記事でいちばん重要な章です。Claude Codeの「どこまで勝手にやってよいか」は、プロンプトではなく権限モードで決まります。公式docsは「権限ルールはモデルではなくClaude Codeが強制する。プロンプトやCLAUDE.mdの指示はClaudeがやろうとすることを変えるだけで、Claude Codeが何を許すかは変えない」と明記しています(公式docs「Configure permissions」)。

モード 承認なしで通るもの 非エンジニアの使いどころ
default(Manual) 各ツールの初回利用ごとに確認 最初の1週間。何が起きているか見る
plan 読み取りと調査のみ。ソースは編集しない 大きめの依頼の前に必ず一度通す
acceptEdits 読み取り、ファイル編集、mkdirtouchmvcp 整形作業をまとめて回して、あとで差分を見る
auto 分類モデルが安全性を確認したうえで自動承認 Pro・Max・Teamでの既定の開始モード
dontAsk 事前に許可したツールだけ。それ以外は自動拒否 自動実行を組む段階。日常操作では使わない
bypassPermissions ほぼすべて 使わない(後述)

セッション中の切替はShift+Tabです。公式docsによるとautoから1回押すとdefaultに移り、以降はdefaultacceptEditsplandefaultと巡回します。ステータスバーに⏸ manual mode on⏵⏵ accept edits onと現在のモードが出ます。

非エンジニアに効くのはplanモードです。読み取りと調査だけを行い、変更案を提示して止まります。提示された計画に「Yes, manually approve edits(1件ずつ承認)」を選べば、いきなり全ファイルが書き換わる事態を避けられます(ClaudeCodePlanMode実践ガイド|安全に大変更【2026】)。

触られたくないものはdenyで止める

モードの上に、個別の許可ルールを重ねます。/permissionsを開くと、allow/ask/denyの3種のルールと、それぞれがどの設定ファイル由来かが一覧できます。

/permissions

公式docsによれば、ルールはdeny → ask → allow の順に評価され、最初に一致したものが結果を決めます。ルールの具体度は順序を変えません。つまり広めのdenyを1本書けば、より細かいallowがあっても止まります。

非エンジニアが業務フォルダで使う場合の、最小限の設定例です。.claude/settings.jsonに置きます。

{
  "permissions": {
    "deny": [
      "Read(./.env)",
      "Read(./secrets/**)",
      "Bash(rm *)",
      "Bash(curl *)"
    ],
    "ask": [
      "Bash(git push *)"
    ],
    "allow": [
      "Read",
      "Edit(./output/**)"
    ]
  }
}

ルールの書式はToolまたはTool(specifier)です。Bashのように括弧なしでツール名だけを書くと、そのツールがClaudeの手元から丸ごと消えます(Claudeはツールの存在自体を認識しません)。一方Bash(rm *)のように範囲を絞ると、ツールは使えるまま該当する呼び出しだけがブロックされます。設定ファイル全体の構造は Claude Code settings.json設定完全ガイド を参照してください。

公式が「絶対に自動承認しない」と決めている場所がある

安心材料として押さえておきたいのが「保護パス(protected paths)」です。公式docsは、以下のディレクトリ・ファイルへの書き込みはどのモードでも自動承認されないbypassPermissionsと、bypass権限が使えるplanセッションを除く)と明記しています。

  • ディレクトリ:.git.config/git.vscode.idea.husky.cargo.devcontainer.yarn.mvn.claude.claude/worktreesを除く)
  • ファイル:.gitconfig.bashrc.zshrc.profile.envrc.npmrc.mcp.json.claude.jsonほか

重要なのは、公式docsが「設定ファイルのpermissions.allowルールでは保護パスへの書き込みを事前承認できない」と書いている点です。安全チェックがallowルールの評価より前に走るため、Edit(.claude/**)のような許可を書いても挙動は変わりません。

bypassPermissionsは非エンジニアの業務PCで使わない

ネット上の記事では--dangerously-skip-permissions(=bypassPermissionsモード)を「確認が減って快適」と紹介しているものがありますが、公式docsの警告は明確です。

このモードはプロンプトインジェクションや意図しない動作に対して何の保護も提供しない。コンテナ、VM、dev containerのように、Claude Codeがホストシステムを壊せない隔離環境でのみ使うこと。(公式docs「Choose a permission mode」より要約)

公式docsは代替として、確認回数を減らしたいならbypassPermissionsではなくautoモードを使うよう案内しています。組織として封じたい場合は、管理設定でpermissions.disableBypassPermissionsMode"disable"にできます。部門展開の設計は Claude Code権限設計ガイドClaude Code法人導入セキュリティ完全チェックリスト にまとめています。

業務ファイルを扱う|CSV・Excel・議事録の具体手順

手元のCSVを整形する

非エンジニアの業務で最も分かりやすく効くのが、フォルダに置いたファイルの整形です。チャット画面に貼り付けるのではなく、ファイルのまま処理させて、結果をファイルで受け取るのがCodeタブの持ち味です。

data/ フォルダにある売上CSVを3つとも読んで、次の処理をしてください。

1. ヘッダー行の表記ゆれを統一する(「担当」「担当者」「営業担当」→「担当者」)
2. 「担当者」が空欄の行を除外する
3. 日付列を YYYY-MM-DD に統一する
4. 3ファイルを縦に結合し、重複行(全列一致)を除去する
5. 結果を output/uriage_merged.csv に保存する

作業前に、各ファイルの行数と列名を一覧で見せてください。
元のCSVは変更せず、output/ にだけ書き込んでください。
判断に迷った行があれば、除外せずに末尾に「要確認:」として列挙してください。

この指示文には非エンジニア向けの安全装置を3つ入れています。作業前の確認書き込み先の限定迷った行の隔離です。とくに「元のCSVは変更せず」は毎回書く価値があります。acceptEditsモードでは、作業ディレクトリ内のファイル編集が確認なしで通るためです。

Excelの定型集計

Excelには2つの経路があります。Claude Codeにスクリプトを書かせて処理する方法と、Cowork側で成果物として出力させる方法です(ヘルプセンターはCoworkの機能として「数式が動くExcelスプレッドシート、PowerPointのプレゼン、整形済みドキュメント」の生成を挙げています)。毎月同じ形で回すならClaude Code側にスクリプトとして残すほうが再現性が高く、単発の資料づくりならCoworkのほうが速い、という切り分けです。組み立て方は Excel業務をClaude Codeで自動化する実践ガイド で扱っています。

議事録を構造化する

meetings/2026-09-01_teirei.txt を読んで、議事録に整理してください。

【出力形式】
## 会議概要(日時・参加者・目的)
## 決定事項(番号付き)
## アクションアイテム(表:担当者 / 内容 / 期限)
## 議論の論点(3〜5項目)
## 次回確認事項

【ルール】
- 発言の要約であって、書かれていない結論を作らないこと
- 担当者が明示されていないアクションは「担当者: 未定」と書くこと
- 期限が読み取れないものは「期限: 記載なし」と書くこと
- 矛盾する記述は末尾に「要確認:」として列挙すること

結果は meetings/summary/ に Markdown で保存してください。

「書かれていない結論を作らない」「未定は未定と書く」の2行が効きます。議事録の要約でいちばん困るのは、読みやすくするために空欄が埋められてしまうことだからです。

なお同じ形式の資料を毎週作っている場合は、1回目に丁寧な指示を書き、2回目以降はその指示自体をファイルにして呼び出します(次章のスキル)。マーケティング部門での組み立て方は Webマーケ担当者がClaude Codeで広告レポートを自動化 を参照してください。

同じ指示を2回書かない|スキル(SKILL.md)にする

スキルとCLAUDE.mdの違い

公式docsのスキル解説は、非エンジニアにとって特に有用な線引きをしています。

同じ指示・チェックリスト・複数手順の作業を繰り返し貼り付けているとき、あるいはCLAUDE.mdのある節が「事実」ではなく「手順」に育ってしまったときに、スキルを作る。CLAUDE.mdの内容と違って、スキルの本体は使われるときにだけ読み込まれるので、長い参照資料を置いてもコストはほぼゼロ。(公式docs「Extend Claude with skills」より要約)

つまり「毎回効く短い事実」はCLAUDE.md、「ときどき使う長い手順」はスキルです。CLAUDE.mdが200行を超えてきたら、手順の塊をスキルへ移すのが公式の推奨ルートです。

置き場所と呼び出し方

スコープ パス 効く範囲
個人 ~/.claude/skills/<名前>/SKILL.md 自分の全プロジェクト
プロジェクト .claude/skills/<名前>/SKILL.md そのフォルダのみ
プラグイン <plugin>/skills/<名前>/SKILL.md プラグインを有効にした場所

フォルダ名がそのままスラッシュコマンド名になります。~/.claude/skills/shukan-houkoku/SKILL.mdを作れば/shukan-houkokuで呼べる、という対応です。名前が衝突した場合は「組織 > 個人 > プロジェクト」の順で優先されます。

非エンジニア向けSKILL.mdの実例

週次報告を想定して、~/.claude/skills/shukan-houkoku/SKILL.mdに次を保存します。

---
description: 週次営業報告の下書きを作る。「週報」「週次報告」「今週のまとめ」と言われたときに使う。
---

## 参照するもの

- data/ 配下の当週CSV
- 先週の報告書(reports/ の最新ファイル)

## 手順

1. 当週のCSVを読み、件数・金額・前週比を数える
2. 先週の報告書を読み、書き方と項目の並びを合わせる
3. 下記の構成で Markdown の下書きを作る
4. reports/ に YYYY-MM-DD_shuhou.md として保存する

## 構成

1. 今週のサマリー(3〜5行)
2. 数値実績(表)
3. 主な動き(箇条書き3〜5項目)
4. 来週の重点(箇条書き2〜3項目)
5. 相談事項

## 守ること

- 数値はCSVの値をそのまま使い、丸めない
- 前週比は計算式を併記する
- 出典が特定できない記述は書かず、「要確認:」として末尾に置く
- 冒頭に「下書き」と明記する

使うときは/shukan-houkokuと打つだけです。descriptionに自然文で書き方を残しておくと、Claudeが文脈から自動で呼び出すこともあります。

スキルの中でコマンドを実行して最新データを差し込む

公式docsが「dynamic context injection」と呼ぶ仕組みで、SKILL.mdの中に!付きのバッククォートでコマンドを書くと、Claudeが読む前にその出力が本文に埋め込まれます。

## 今日の対象ファイル

!`ls -1 data/*.csv`

## 手順
(以下略)

これを入れると、Claudeが「data/に何があるか」を推測せず実際の一覧を見た状態で作業を始めるため、ファイル名の取り違えが減ります。書き方の詳細は Claude Code Skills作成ガイド|SKILL.md入門 にまとめています。

最初から入っているスキルも使える

公式docsによれば、Claude Codeには/doctor/code-review/batch/debug/loopなどのバンドル済みスキルが同梱されています。非エンジニアがまず覚えるとよいのは/doctorで、インストールの健全性、PATHの問題、壊れた設定ファイル、使われていないスキルやMCPサーバー、遅いフックを点検して修正まで提案します。

「エンジニア向けの返答」をやめさせる|出力スタイル

組み込みで5種類ある

公式docsは出力スタイルを「Claudeが何を知っているかではなくどう返すかを変える。システムプロンプトを書き換えて、役割・トーン・出力形式を設定する」と説明しています(公式docs「Output styles」)。

  • Default:既定。ソフトウェアエンジニアリング向け
  • Proactive:細かい確認で止まらず、妥当な仮定を置いて先に進む
  • Concise:結論から入り、前置きと実況を省く。説明を求めれば詳しく答える(v2.1.237以降)
  • Explanatory:作業の合間に「なぜそうしたか」の解説を挟む
  • Learning:一部をあえて利用者に書かせる学習モード

非エンジニアの日常業務ではConciseが扱いやすく、覚えながら使いたい時期はExplanatoryが向きます。切り替えは/configを開いてOutput styleを選びます。以前あった/output-styleコマンドはv2.1.91で削除されているため、古い記事の手順をそのままなぞると見つかりません。

「ソフトウェアエンジニアではない前提」に切り替える

ここが非エンジニアにとって効く部分です。カスタム出力スタイルでは、Claude Code本来のソフトウェアエンジニアリング用の指示を外すことができます。frontmatterのkeep-coding-instructionsを書かなければ、その指示は読み込まれません。

~/.claude/output-styles/eigyo-jimu.mdとして保存する例です。

---
name: 営業事務
description: 営業事務の担当者として、社内文書の下書きと確認作業を行う
---

あなたは営業事務の担当者です。ソフトウェア開発ではなく、社内文書の作成と数値の確認を担当します。

## 返し方
- 最初の1〜2行で結論と、いま何をしたかを書く
- 専門用語を使うときは、括弧で日本語の言い換えを添える
- 数値を扱ったときは、必ず元ファイル名と行数を添える

## 止まるとき
- 元データに矛盾があるときは、直さずに「要確認:」として並べて止まる
- ファイルを新規作成する前に、置き場所を1行で提案して確認を取る

出力スタイルはセッション開始時に一度だけ読み込まれます。変更を反映するには/clearで新しい会話を始めるか、セッションを開き直してください。

部署に配る|プラグインでまとめて渡す

ここまでで作ったCLAUDE.md・スキル・出力スタイル・許可ルールは、個人のPCの中にあります。同じものを部署の10人へ手作業でコピーするのは現実的ではありません。その配布手段がプラグインです。公式docsは、標準の.claude/設定を「個人のワークフロー・プロジェクト固有の調整・短い試行」向き(スキル名は/hello)、プラグインを「チーム共有・バージョン管理された配布・複数プロジェクトでの再利用」向き(スキル名は/plugin-name:hello)と整理しています。

Anthropicの公式マーケットプレイス(claude-plugins-official)は、Claude Codeを初めて対話的に起動したときに自動登録されます。中身は/pluginDiscoverタブか、claude.com/pluginsで確認できます。

# マーケットプレイスが登録されていない場合
/plugin marketplace add anthropics/claude-plugins-official

# インストール
/plugin install github@claude-plugins-official

/pluginはターミナルCLIで対話パネルを開きます。使えない環境だと言われたら、デスクトップアプリのプラグインブラウザを使うか、クラウドセッション向けに.claude/settings.jsonenabledPluginsで宣言します。自作と社内配布は Claude Codeプラグイン完全ガイド|使い方と企業配布 にまとめています。

やり直しと会話管理|壊れたときに戻る方法

/rewindでコードと会話を巻き戻す

非エンジニアがClaude Codeを怖がる最大の理由は「勝手にファイルが書き換わったらどうするのか」です。公式にはチェックポイントの仕組みが用意されています(公式docs「Checkpointing」)。

  • あなたが送るプロンプトごとにチェックポイントが作られる
  • 1セッションにつき直近100個分のファイルスナップショットを保持する
  • チェックポイントは会話と一緒に保存されるので、セッションを再開したあとでも/rewindできる
  • セッションと同じく30日で削除される(cleanupPeriodDaysで変更可)

使い方は/rewindを打つか、入力欄が空の状態でEscを2回押します。メニューからは「コードと会話の両方を戻す」「会話だけ戻す」「コードだけ戻す」を選べます。

会話が長くなってきたときの3コマンド

コマンド 何をするか
/context いま何が文脈に載っているかを色分けグリッドで表示。読み込まれているCLAUDE.mdもここで確認できる
/compact これまでの会話を要約して文脈を空ける。要約の観点を引数で指定できる
/clear 文脈を空にして新しい会話を始める。同じ話を続けたいなら/compactを使う

「途中から指示を聞かなくなった」と感じるときは、たいてい文脈が膨らんでいます。まず/contextで状態を見てから/compactを打つ、という順序を覚えておくと安定します。

非エンジニアがつまずく7つの失敗と対処

範囲と権限にまつわる3つ

いきなり全社フォルダを見せる(共有ドライブのルートを作業ディレクトリにする)
⭕ 1業務・1フォルダに限定し、必要になったら/add-dirで足す。範囲が広いほど誤編集の影響も広がる

権限モードを決めずに使い始める(出てくる確認を全部Yesで通す)
⭕ 最初の1週間はdefault(Manual)で何が起きるか見る。大きな依頼はplanで1度止める

確認が面倒で--dangerously-skip-permissionsを使う
⭕ 公式の案内どおり、確認を減らしたいならautoモードにする。bypassPermissionsは隔離環境専用

指示と設定にまつわる2つ

一度の指示に3業務を詰め込む(「月次レポートを書いて、来月予算も組んで、提案スライドも作って」)
⭕ 「まずサマリーだけ下書き」→確認→「次に数値表」。段階を切ると途中で軌道修正できる

CLAUDE.mdが長くなりすぎる(業務マニュアル全文を貼る)
⭕ 公式推奨は1ファイル200行以内。手順の塊はスキルへ移す。長いCLAUDE.mdは文脈を食い、指示の遵守率を下げると公式docsが明記している

出口にまつわる2つ

機密情報の扱いを決めないまま始める
⭕ 作業フォルダを分け、denyルールでRead(./secrets/**)のように読ませない場所を先に決める。所属組織のAI利用規程と情報管理規程の確認が前提

生成物をそのまま提出する
⭕ 数値・固有名詞・日付・意思決定内容は必ず人が確認する。CLAUDE.mdに「確認が必要な箇所は末尾に要確認として列挙する」と書いておくと、確認すべき場所が向こうから出てくる

導入の順番|3ステップ

ステップ1:入口を固める

  • デスクトップアプリを入れ、Codeタブでフォルダを1つ選ぶ
  • /powerupを一周して、機能の存在を把握する
  • /initでCLAUDE.mdを作り、/contextで読み込みを確認する
  • 権限モードはdefaultのまま。大きな依頼だけplan

ステップ2:自分用に整える

  • CLAUDE.mdに「出力の決まり」「禁止事項」「作業の進め方」を書き足す
  • /permissionsでdenyルールを2〜3本入れる
  • /configで出力スタイルをConciseまたはExplanatoryに変える
  • 繰り返しの多い作業を1つだけスキル(SKILL.md)にする

ステップ3:部署に広げる

  • CLAUDE.mdとスキルをプロジェクト側(.claude/)へ移し、共有する
  • 配布量が増えたらプラグインにまとめる
  • 情報システム部門と、管理設定で固定する項目(bypassPermissionsの禁止、モデル、MCPの許可範囲)を決める

組織展開の全体像は Claude Code業務導入完全ガイドClaude Codeチーム導入ロードマップ、応用テクニックは ClaudeCode実践テクニック完全ガイド|12スキル学習順【2026】 を参照してください。

よくある質問(FAQ)

Q. 非エンジニアはClaude CodeとClaude Coworkのどちらを使うべきですか?

A. 両方が同じデスクトップアプリのタブなので、作業内容で選びます。手元のフォルダのファイルを直接読み書きさせ、手順を設定ファイルとして残したいならClaude Code(Codeタブ)。調査やスライド・表計算の生成を任せ、離席中も進めておいてほしいならCoworkです。Anthropicはヘルプセンターで、CoworkをClaude Codeと同じエージェント基盤をターミナルなしで使うものと説明しています(2026年9月時点)。

Q. コードを1行も書かなくても本当に使えますか?

A. 指示は日本語の自然文で出せます。ただし「コードを読まなくてよい」ことと「実行結果を確認しなくてよい」ことは別です。生成されたファイルや変更内容の確認は必要で、業務システムへの反映など影響範囲が大きい作業は、社内のエンジニアや情報システム部門と役割を分けるのが現実的です。

Q. Claude Codeを使うのに必要なプランは?

A. 2026年9月時点の公式docsでは、Pro・Max・Team・Enterpriseのいずれかのサブスクリプション、またはClaude Console(API従量課金)、もしくは対応クラウドプロバイダ経由のアクセスが必要と記載されています。Freeプランでは使えません。個人で始めるならProが入口になります。

Q. モデルピッカーにFableが出てきません。

A. ヘルプセンターの案内では、まず有料プランであること、Claude Codeのバージョンが要件を満たしていること(Fable 5はv2.1.170以降、Fable 5.1はv2.1.255以降)、組織がFableモデルを有効にしていることを確認します。claude --versionでバージョンを確かめてください。

Q. 会社の機密情報を入力しても大丈夫ですか?

A. まず所属組織のAI利用ガイドラインと情報管理規程に従ってください。そのうえで技術的には、作業ディレクトリを限定し、/permissionsのdenyルールで読ませないパスを指定する、という制御ができます。公式docsは、これらのルールはモデルではなくClaude Code自身が強制すると明記しています。プロンプトやCLAUDE.mdに「見ないで」と書くだけでは制御になりません。

Q. CLAUDE.mdはどこに置けばいいですか?

A. 自分の全プロジェクトに効かせたいなら~/.claude/CLAUDE.md、その業務フォルダだけなら./CLAUDE.mdまたは./.claude/CLAUDE.mdです。共有したくない個人メモは./CLAUDE.local.mdに分けます。設計の考え方は CLAUDE.md設計・運用ガイド をご覧ください。

Q. 何かを壊してしまったときは戻せますか?

A. /rewind、または入力欄が空の状態でEscを2回押すとチェックポイントの一覧が出ます。コードだけ・会話だけ・両方のいずれかを選んで戻せます。公式docsによれば1セッションにつき直近100個分のスナップショットが保持され、セッション再開後も利用できます。

まとめ|非エンジニアが最初に決めるのは「範囲」

2026年9月時点で、Claude Codeが非エンジニアの手に届かない理由はほぼ残っていません。デスクトップアプリのCodeタブがあり、Coworkが隣にあり、CLAUDE.mdとスキルで手順をファイルとして残せます。そのうえで使い始めに差がつくのはプロンプトの巧拙ではなく範囲の決め方です。触らせるフォルダを1つに絞る、権限モードを決める、読ませない場所をdenyで止める。この3つを先に済ませれば、あとは業務ごとに指示を積み上げるだけです。今日やる分は次の3つで足ります。

  1. デスクトップアプリのCodeタブでフォルダを1つ選び、/powerupを一周する
  2. /initでCLAUDE.mdを作り、「禁止事項」を3行書き足す
  3. /permissionsを開き、読ませたくないパスにdenyを入れる

出典


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著者プロフィール

佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。100社以上の企業向けAI研修・導入支援を手がける。著書『AIエージェント仕事術』『Claude仕事術』(SBクリエイティブ・シリーズ累計50,000部突破)。SBクリエイティブ「ビジネス+IT」ほかで生成AI連載を執筆。

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