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【2026年最新】Claude Code v2.1.233|Todoが消える変更

【2026年最新】Claude Code v2.1.233|Todoが消える変更

Claude Code v2.1.233ではTodoツールが新モデルで既定オフに。復活させる環境変数、Bashメモリ上限、GitLab MR対応、v2.1.232回帰修正まで6つの変更点を実機視点で解説します。

結論:2026年8月14日公開のClaude Code v2.1.233で、TodoWriteをはじめとするTodo・タスク管理ツールがOpus 4.8/Sonnet 5/Fable 5などの新しいモデルで既定オフになりました。環境変数CLAUDE_CODE_ENABLE_TODO_TOOLS=1で復活できます。同リリースにはBashコマンドのメモリ上限(Linux)、GitLabマージリクエスト対応、v2.1.232で入った変更の回帰修正・差し戻しも含まれます。

関連: 【2026年最新】Claude Code v2.1.234|上限後の自動再開

  • Todoツールが新モデルで既定オフTodoWriteTaskCreate/TaskGet/TaskUpdate/TaskListがOpus 4.8、Sonnet 5、Fable 5、Mythos 5以降で使えなくなった。戻したい場合は環境変数1つで復活できる
  • 暴走ビルド対策のメモリ上限:Linux限定・opt-inで、Bashツールのコマンドにcgroupベースのメモリ制限をかけられるようになった(CLAUDE_CODE_TOOL_MEMORY_LIMIT
  • v2.1.232の回帰修正と差し戻し:WindowsのAuto Modeが普通のコマンドで止まる回帰の修正、Cygwin系シンボリックリンク・入力リダイレクトのBash権限変更の差し戻し、NTLM資格情報リーク経路の封鎖が入った

対象読者:Claude CodeのTODOリスト表示を日常的に使っている開発者、Windows・LinuxでClaude Codeを運用しているエンジニア、そして組織のゲートウェイ経由でClaude Codeを配布している管理者。この記事では変更点の中身と、手元の環境で今日やるべき確認までを解説します。

「あれ、TODOリストが出なくなった?」——最近Claude Codeをアップデートした人が最初に気づくのは、たぶんこの変化なんです。長めのタスクを投げたときに画面に出てくる、あのチェックリスト。進捗が視覚的に追える安心感で愛用していた人も多いはずですが、v2.1.233からは新しいモデルで既定では出てきません。

2026年8月14日、Anthropicは公式チェンジログでClaude Code v2.1.233を公開しました。前日のv2.1.232(subagentフォークの既定化とクロスセッションメッセージングで扱った回)から1日での追いかけリリースで、新機能の追加よりも「調整・修正・差し戻し」の色が濃い回です。ただし中身を見ると、Todoツールの既定オフ化という挙動変更、Linuxのメモリ上限、GitLabマージリクエスト対応、そしてWindowsユーザーに直撃していた回帰の修正と、実務への影響は決して小さくありません。

本記事では、公式チェンジログ(2026年8月16日時点で確認)を一次ソースに、v2.1.233の変更点を影響の大きい順に整理します。直前の安全強化まわりは「Claude Code v2.1.229|安全強化5つの変更点」で扱ったので、そちらも合わせてどうぞ。

v2.1.233の位置づけ:v2.1.232の翌日に出た「調整と差し戻し」の回

まず時系列です。8月前半のClaude Codeはリリースのペースが速く、位置づけを整理しておかないと混乱します。

バージョン リリース日 性格
v2.1.233 2026年8月14日 本記事の対象。Todoツール既定オフ、メモリ上限、回帰修正・差し戻し
v2.1.232 2026年8月13日 subagentフォーク既定化、@メンション、GitLabトークンredaction
v2.1.229 2026年8月12日 Remote Control・安全強化まわりの変更

タイミングとして見逃せないのは、同じ8月14日前後にPro・Max・TeamプランでAuto Mode(自動実行モード)の既定化ロールアウトが始まったと報じられていることです(TechCrunch9to5Mac)。後述しますが、v2.1.233にはWindowsでAuto Modeが普通のコマンドに毎回承認を求めてしまう回帰の修正が入っており、Auto Mode既定化と同じ日にその足回りを直した格好です。Auto Modeを使い始めた・使わされ始めたユーザーほど、今回のアップデートを早めに当てる意味があります。

最大の変更:Todo・タスク管理ツールが新しいモデルで既定オフに

公式チェンジログの記載はこうです。

Todo/task-tracking tools (TaskCreate/Get/Update/List, TodoWrite) are no longer available on Opus 4.8, Sonnet 5, Fable 5, Mythos 5, and newer models; set CLAUDE_CODE_ENABLE_TODO_TOOLS=1 to bring them back
(Todo・タスク管理ツール(TaskCreate/Get/Update/List、TodoWrite)はOpus 4.8、Sonnet 5、Fable 5、Mythos 5、およびそれ以降のモデルで利用できなくなった。復活させるにはCLAUDE_CODE_ENABLE_TODO_TOOLS=1を設定する)

影響を受けるのは、Claudeがタスクを分解して進捗管理するときに使う一連のツール群です。ユーザーから見える変化としては、複数ステップのタスクを依頼したときに表示されていたTODOチェックリストが、対象モデルでは出てこなくなります。逆に、旧世代のモデルを指定して使っている場合はこれまで通りです。

なぜ既定オフにしたのかについて、公式チェンジログに理由の記載はなく、2026年8月16日時点でAnthropicからの補足説明も確認できていません。事実として言えるのは「新しい世代のモデルからは既定で外し、環境変数でのopt-in復活手段を残した」という変更内容までです。

TODOリストを復活させる設定

使い慣れたTODO表示を戻したい場合は、環境変数を1つ設定するだけです。シェルで一時的に試すなら次の通り。

# 一時的に有効化して起動
export CLAUDE_CODE_ENABLE_TODO_TOOLS=1
claude

常用するなら、Claude Codeの設定ファイル(~/.claude/settings.jsonまたはプロジェクトの.claude/settings.json)のenvブロックに書いておくのが確実です。

{
  "env": {
    "CLAUDE_CODE_ENABLE_TODO_TOOLS": "1"
  }
}

設定ファイルのenvブロックの仕様は公式のsettingsドキュメントにまとまっています。チームで挙動を揃えたい場合は、プロジェクト側のsettings.jsonに入れてリポジトリにコミットしておくと、メンバー間で「自分だけTODOが出ない」という混乱を防げます。

暴走ビルド対策:Bashコマンドにメモリ上限(Linux・opt-in)

2つ目の注目点は、LinuxでBashツールが実行するコマンドにメモリ制限をかけられるようになったことです。チェンジログには「opt-in memory cgroup support for Bash tool commands on Linux (CLAUDE_CODE_TOOL_MEMORY_LIMIT) so a runaway build can’t stall the session(暴走したビルドがセッションを止めてしまわないようにする)」とあります。

CI用のセルフホスト環境やVPS上でClaude Codeを走らせていると、テストやビルドがメモリを食い尽くしてマシンごと応答不能になる事故は珍しくありません。cgroupベースの上限であれば、上限超過時に該当プロセス側が制御され、セッション本体は生き残れます。長時間の自律実行をさせる運用ほど効く保険です。

なお、CLAUDE_CODE_TOOL_MEMORY_LIMITに設定する値の書式(単位の指定方法など)はチェンジログ本文からは確認できていません。実際に使う場合は公式ドキュメントで最新の仕様を確認してから設定してください。Linux限定・opt-inなので、設定しなければ挙動は従来のままです。

GitLab対応の第2弾:worktreeフラグとagentsビューがマージリクエストを認識

v2.1.232のGitLabトークンredaction・clone対応に続いて、v2.1.233ではGitLabのマージリクエスト(MR)URLが--worktreeフラグとclaude agentsビューでサポートされました。agentsビューではMRがGitLab流の!N表記で表示されます。

また、GitHubアプリのセットアップを勧めるtip表示が、originリモートがgitlab.com・bitbucket.orgのリポジトリでは出なくなりました。GitLabメインのチームにとっては「GitHub前提の案内が毎回出る」という細かいストレスが消え、2リリース連続でGitLabユーザーの体験が底上げされた形です。redaction対象のGitLabトークン種別など前提部分はv2.1.232の記事で整理しているので、GitLab運用のチームはセットで読むのをおすすめします。

企業運用向け:apps gatewayのユーザー帰属とエラー転送改善

組織でゲートウェイ経由のClaude Code配布をしている管理者向けの変更も、まとまって入っています。

  • forward_user_identity設定の追加(opt-in):Anthropic上流に対して、サインイン中ユーザーのアイデンティティをヘッダーとして送れるようになりました。ゲートウェイの背後に置いたプロキシで「誰がいくら使ったか」をユーザー単位で集計できるようになります。利用コストの部門別・個人別の可視化に直結する変更です
  • 上流エラーの転送改善:Vertex、Foundry、Claude Platform on AWSの各上流からの400・413エラーが、上流自身のメッセージを保ったまま返るようになりました。これまで原因の切り分けに手間取っていたゲートウェイ経由のエラー調査が楽になります。あわせてapps gateway利用時のauto-compactの不具合も修正されています
  • claude plugin validateの強化:bareな.claude/skillsディレクトリをチェックし、frontmatterのパースに失敗するSKILL.mdを報告するようになりました。スキル配布前の検証がCIに組み込みやすくなります
  • printモードの診断強化:Claude Codeが認識しないモデルIDへのリクエスト時に、[claude-code:unrecognized_model]という行がstderrに出るようになりました。ゲートウェイでカスタムモデルIDを使っている場合はmodelOverridesでマッピングすれば消せます

v2.1.232からの回帰修正と差し戻し:Windowsユーザーは特に更新推奨

今回のリリースで実務インパクトが大きいのが、前バージョンv2.1.232で入った変更の修正・差し戻しです。

WindowsのAuto Modeが普通のコマンドで止まる回帰を修正

v2.1.232には、Windows環境でAuto Modeがcd <dir> && <command> > fileのようなごく普通のBashコマンドに対して毎回手動承認を求めてしまう回帰がありました。v2.1.233で修正済みです。Auto Modeの既定化ロールアウトが始まった直後だけに、「自動実行のはずなのに毎回止まる」という体験をしていたWindowsユーザーは、真っ先にアップデートすべきです。

Cygwin系シンボリックリンクと入力リダイレクトの権限変更を差し戻し

v2.1.232で入ったBash権限まわりの変更のうち、WindowsのCygwinスタイルのシンボリックリンクと入力リダイレクト(< file)に関するものは、v2.1.233でいったん差し戻されました。チェンジログには「より絞り込んだバージョンが後のリリースで戻ってくる」とあるので、恒久的な撤回ではなく再設計待ちという扱いです。権限プロンプトの挙動がv2.1.232で変わって戸惑っていた場合、v2.1.233では従来の挙動に戻っています。

NTLM資格情報リーク経路の封鎖

セキュリティ面では、NTの??デバイスプレフィックスで書かれたWindowsパスがUNCパス検証をすり抜ける問題が修正されました。チェンジログはこれを「NTLM credential-leak vector(NTLM資格情報のリーク経路)を閉じた」と説明しています。Windows環境で外部リポジトリのコードを扱う場合に効いてくる修正で、これ単体でも更新する価値があります。

地味に効く修正・改善まとめ

上記以外の修正・改善も一覧にしておきます。該当環境で困っていた人には、どれも「それそれ」というやつのはずです。

変更 対象環境 内容
アイドル時CPU 100%の修正 Linux(sandboxing有効時) 待機中のセッションがCPU1コアを100%使い続けることがある問題を修正
Notification hooksの修正 Claude Desktop・VS Code配下 権限プロンプト発生時にNotification hookが発火しない問題を修正
MCP v2接続の修正 サーバーレス系MCPサーバー 一定時間でストリームを切るサーバーに対しsubscriptions/listenを際限なく開き直す問題を修正
クラウドセッションの修正 クラウド実行環境 権限プロンプト待ちの間に環境が終了するとセッションがlost扱いになることがある問題を修正
スキルエイリアスの修正 -pモード・plugins/MCP併用時 /checkup/reviewが「Unknown command」になるケースを修正
WebFetchキャッシュTTLの設定化 全環境 CLAUDE_CODE_WEBFETCH_CACHE_TTL_MSでキャッシュ時間を変更可能に(既定15分は変更なし)
スクリーンリーダー改善 アクセシビリティ /effortセレクタが番号付きリスト化、ヒント・ダイアログの文字切れも解消
self-hosted runner起動高速化 セルフホスト環境 セッションブランチ作成時に作業ツリーを書き換えず、サーバー往復2回を削減

賛否両論:Todoツール既定オフをどう受け止めるか

今回いちばん意見が割れそうなのはTodoツールの既定オフ化です。両方の見方を整理しておきます。

肯定的な見方:ツール定義はコンテキストを消費するので、使わないツールを新世代モデルから外すのは合理的なスリム化です。opt-inの復活手段(環境変数)がきちんと残されている点も、強制廃止ではなく既定値の変更に留めた穏当な設計と言えます。

否定的な見方:TODOリストは「Claudeがタスクをどう分解したか」をユーザーが監視するための重要なUIでもありました。Auto Modeの既定化で自律実行が増えるまさにそのタイミングで、進捗の可視化手段が既定で消えるのは方向として逆ではないか、という懸念です。理由の説明が(2026年8月16日時点で)チェンジログにないことも、この立場からは不満が残ります。

個人的には、長時間の複雑なタスクを任せる使い方をしているなら環境変数で戻す、短いタスク中心なら既定のままで問題ない、という使い分けが現実的だと思います。

今日やること:アップデートと確認の3ステップ

  1. バージョン確認とアップデートclaude --versionで現在のバージョンを確認し、v2.1.233未満ならclaude updateで更新する。特にv2.1.232のWindows環境は回帰の影響を受けている可能性が高い
  2. TODO表示が必要か判断する:新しいモデルでTODOリストを使い続けたい場合はCLAUDE_CODE_ENABLE_TODO_TOOLS=1をsettings.jsonのenvブロックに設定する。チーム運用ならプロジェクト側settings.jsonで統一する
  3. Linux長時間運用ならメモリ上限を検討する:ビルドやテストの暴走でセッションが止まった経験があるなら、CLAUDE_CODE_TOOL_MEMORY_LIMITの書式を公式ドキュメントで確認のうえopt-inする

FAQ

Q1. アップデートしたらTODOリストが出なくなりました。故障ですか?

故障ではなく仕様変更です。v2.1.233から、Opus 4.8、Sonnet 5、Fable 5、Mythos 5以降のモデルではTodo・タスク管理ツールが既定で無効になりました。CLAUDE_CODE_ENABLE_TODO_TOOLS=1を設定すれば従来通り使えます。

Q2. Todoツール既定オフの対象にならないモデルはありますか?

チェンジログの記載は「Opus 4.8、Sonnet 5、Fable 5、Mythos 5、およびそれ以降のモデル」です。これより前の世代のモデルを指定して使っている場合は、これまで通りTodoツールが利用できます。

Q3. なぜTodoツールを既定オフにしたのですか?

公式チェンジログに理由の記載はなく、2026年8月16日時点でAnthropicからの公式な補足説明も確認できていません。本記事では確認できた変更内容(既定オフ化とopt-in復活手段の提供)のみを扱っています。

Q4. CLAUDE_CODE_TOOL_MEMORY_LIMITはmacOSやWindowsでも使えますか?

チェンジログの記載は「Linux上のBashツールコマンドに対するopt-inのメモリcgroupサポート」であり、Linux限定の機能です。macOS・Windowsでの同等機能は2026年8月16日時点のチェンジログからは確認できていません。

Q5. v2.1.232で権限プロンプトの挙動が変わった気がしたのですが、気のせいですか?

気のせいではない可能性があります。v2.1.232ではCygwinスタイルのシンボリックリンクと入力リダイレクトに関するBash権限の変更が入りましたが、v2.1.233でいったん差し戻されました。より絞り込んだ版が今後のリリースで再導入される予定です。

まとめ:新機能の裏で「既定値」が動いた回

v2.1.233は、派手な新機能こそないものの、「既定で何が有効か」が複数箇所で動いたリリースです。Todoツールは新モデルで既定オフになり、v2.1.232で変わった権限まわりの一部は既定に戻り、WindowsのAuto Mode回帰も修正されました。Auto Mode既定化という大きな流れの中で、既定値の変更は「気づかないうちに体験が変わる」タイプの影響を持ちます。バージョンを固定せず常に最新を使う運用のチームほど、チェンジログを追う習慣とセットにしておきたいところです。

次回は、8月前半のリリース群で拡充が続くプラグイン・マーケットプレイスまわりの組織向け設定や、ゲートウェイ運用のアップデートをまとめて整理する予定です。

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出典


著者:佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。100社以上の企業向けAI研修・導入支援を手がける。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。SoftBank IT連載執筆。

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