2026年9月28日時点の結論。Claude Codeの料金は「サブスクの枠」と「APIの従量課金」という別々の2系統があり、どちらで課金されるかはログイン方法で決まる。claude.ai のサブスク(Pro・Max・Team・Enterprise)でログインすれば月額の中に含まれ、追加の従量課金は原則として発生しない。Console の APIキーでログインすればトークン単位の従量課金になる。無料プランにClaude Codeは含まれない。有料プランでは、チャットとClaude Codeが同じ使用量のプールを共有し、ローリング5時間の枠と週の枠の2つで上限が決まる。だから「いくらかかるか」の答えは、月額だけでなく「その月額でどれだけ動かせるか」とセットで見ないと意味がない。
以下は、公式の料金ページとドキュメントに書かれている数字だけを使って、料金の決まり方を7項目に並べ直したものだ。月額はAnthropic「Pricing」(2026年9月28日確認)、上限と実費の見方はAnthropic「Manage costs effectively」(2026年9月28日確認)に基づく。価格と提供内容は変更されうるものとして公式ページに明記されているので、金額は必ず確認日とセットで扱ってほしい。
この記事の要点
- 2系統:料金は「サブスクの枠」と「APIの従量課金」に分かれる。どちらになるかは、claude.ai のサブスクでログインしたか、Console のAPIキーでログインしたかで決まる。
- 個人:無料プランにClaude Codeは含まれない。Proは年払いで月17ドル(200ドルを一括)、月払いは20ドル。Maxは月100ドルからで、Proの5倍か20倍の使用量を選ぶ。
- チーム:Teamは2〜150人向けで、標準シートが年払いで1席あたり月20ドル、プレミアムシートが月100ドル。Enterpriseは1席あたり月20ドル(年払い)にAPI料率の従量が乗る。
- 上限:ローリング5時間の枠でリセットされ、有料プランはさらに週の枠が乗る。固定のメッセージ数は無い。
- 実費:
/usageで見る。/costと/statsは同じコマンドの別名。表示される金額はローカル計算の見積りで、請求の正本は Console の使用状況ページ。 - 上限に当たったら:リセットを待つ、上位プランに上げる、使用クレジットを有効にして標準のAPI料率で続ける、の3つ。モデル限定の上限だけは
/modelの切り替えで回避できる。 - 日本から払う場合:2026年4月1日以降、プラン価格に10%の消費税が別途加算される。請求通貨は変わらない。
- 今日やること:まず
/usageを打って、自分がサブスクの枠とAPIの従量課金のどちらで動いているかを確定させる。
前提|料金は「どこでログインしたか」で決まる
料金の話が噛み合わなくなる原因はほぼ1つで、Claude Codeの課金が2系統あることを踏まえずに「月20ドルで使い放題か」「トークン課金で青天井か」を議論してしまうことだ。実際には、同じClaude Codeでも認証の入口によって請求先が変わる。
claude.ai のサブスクでログインした場合:Pro・Max・Team・Enterprise の月額に含まれる。使用量はプランの枠から引かれ、枠の中で動いている限り、ドル単位でメーターが回ることはない。
Console のAPIキーでログインした場合:トークン単位の従量課金になり、組織のAPI請求に乗る。初回認証時に「Claude Code」という名前のワークスペースが自動で作られ、そこにClaude Codeの使用がまとまる。
Amazon Bedrock・Google Cloud の Agent Platform・Microsoft Foundry を使う場合:クラウドの請求に乗り、支出の管理もそれぞれのクラウドの請求コンソール側で行う。
公式ドキュメントは、組織内でログイン方法が混在している場合について「各開発者は自分が認証した方法に従って計測される」と明記している。つまり社内で同じツールを使っていても、請求先は人によって別々になりうる。

有料プランには全部含まれる
料金ページのFAQは「Claude Codeは有料プランすべてに含まれる」と明記している。プランの他の部分と同じ使用量上限を共有するので、ターミナルでの作業とチャットが1つのプールから引かれる。重いコーディングのために、別途 Console アカウントで従量課金のAPIクレジットへ切り替えることもできる、という位置づけだ。
裏を返すと、無料プランではClaude Codeは使えない。料金ページのプラン比較表で、Claude Codeの行は Free が「No」、Pro・Max 5x・Max 20x が「Yes」になっている。「Claude Code 無料」で調べている場合、答えは「有料プランの契約が要る」になる。
項目1|個人プランの月額はFree・Pro・Maxの3段
個人で契約するプランは3つある。金額は2026年9月28日時点の公式料金ページの表記で、税は含まれていない。
| プラン | 月額 | Claude Code | 使用量の位置づけ |
|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 使えない | 日常的な質問をカバーする範囲 |
| Pro | 年払いで月17ドル(200ドルを一括)/月払い20ドル | 使える | 5時間のセッションあたり Free の5倍以上 |
| Max | 月100ドルから | 使える | 5時間のセッションあたり Pro の5倍か20倍を選ぶ |
Proは月払いと年払いを選べて、年払いは1年分を先に一括で請求される。月払いから年払いへの切り替えは設定の請求画面からでき、未使用分は最初の年間請求に充当される。
Maxは「5倍」と「20倍」の2種類があり、料金ページのFAQは両方とも月払いでの請求だと書いている。つまりMaxには年払いの割引が用意されていない。Maxで増えるのは使用量だけではなく、出力の上限も上がり、高負荷時の優先アクセスや先行機能へのアクセスが付く。

ProとMaxのどちらを選ぶか
判断材料は「1日のうちどれだけの時間、Claude Codeを動かし続けるか」に寄る。公式のFAQはMaxを「1日を通してClaude Codeと作業し、中断されない長いセッションを求める人向け」と説明している。5時間の枠を使い切って待つ時間が週に何度も出るなら、Maxか使用クレジットのどちらかが必要になる、という読み方ができる。
「Proで足りるか」を事前に見積もるのは難しい。上限がメッセージ数ではなく、会話の長さ・複雑さ・選んだモデル・使った機能で変わると公式に明記されているためだ。実務上はProで1〜2週間動かし、/usage の残量バーが1日のうちどのタイミングで何割まで減るかを見てから決めるのが確実だ。使用量そのものを減らす手はClaude Codeトークン使用量の確認とキャッシュ節約にまとめてある。
項目2|チームで使う時はシートの種類で配分が変わる
組織で使う場合、選択肢はTeam・Enterprise・Console(API)・クラウドプロバイダの4つになる。Teamプランは2〜150人向けで、シートが2種類ある。
| 契約 | 金額 | 使用量の位置づけ |
|---|---|---|
| Team 標準シート | 年払いで1席あたり月20ドル/月払い25ドル | Proより多い |
| Team プレミアムシート | 年払いで1席あたり月100ドル/月払い125ドル | 標準シートの5倍 |
| Enterprise | 1席あたり月20ドル(年払い)+API料率の従量 | シート価格と使用量が別立て |
Teamプランはシートの種類を混在させられるので、Claude Codeを常時回す開発者だけプレミアム、チャット中心のメンバーは標準、という配り方ができる。公式ドキュメントも、Teams と Enterprise では各メンバーのClaude Code使用がシートごとの割当から引かれ、その割当のサイズはシートの階層(標準かプレミアムか)で決まる、と書いている。
Enterpriseは「シート価格+API料率の従量」という構造で、年払いのみ。Teamの全機能に加えて、管理者による個人と組織の支出上限、ロールベースのアクセス制御、SCIM、監査ログ、カスタムのデータ保持設定などが付く。
予算を組む時に効く注意点
公式ドキュメントに、予算設計でそのまま使える指摘がある。コーディング用のシートには、チャット用のシートより多めの予算を見込むこと。Claude Codeの1ターンはファイルの中身、ツール呼び出し、複数段の推論を運ぶので、1回のデバッグセッションがチャット1日分より多く消費しうる、という理由だ。
Console(API)で組織運用する場合は、ワークスペースの支出上限でClaude Codeの合計支出に上限を掛けられる。組織全体のAPIレート制限をClaude Codeが食い潰さないよう、このワークスペースの Limits ページでレート上限を設定して他の本番ワークロードを守る、という運用も公式に案内されている。全社規模での可視化の設計はClaude Code全社導入のコスト可視化・上限設計ガイドを参照してほしい。
項目3|上限は5時間の枠と週の枠で決まる
ここが料金の話で一番誤解されやすい。すべてのプランに使用量上限があり、ローリング5時間のセッション枠でリセットされる。有料プランはその上に週の枠が乗る。そして、ウェブ・デスクトップ・モバイル・Claude Codeでの活動は、すべて同じプールから引かれる。
固定のメッセージ数は無い。どれだけ作業できるかは、会話の長さと複雑さ、選んだモデル、使った機能で変わると公式に明記されている。だから「Proは1日何回まで」という形の答えは存在しない。枠を使い切るとリセット時刻まで待つことになり、その待ち時間の頻度が、プランを上げるかどうかの実質的な判断材料になる。

プラン別の倍率
料金ページのFAQは、倍率を次のように説明している。Freeは日常的な質問をカバーする範囲。Proは5時間のセッションあたりFreeの5倍以上。MaxはProの5倍か20倍。Teamプランでは標準シートがProより多く、プレミアムシートが標準シートの5倍。
この倍率は「5時間のセッションあたり」の話で、週の枠は別に効く。公式のエラーリファレンスは「使用量はセッションと週の割当に同時にカウントされる。大きなワークフローのファンアウトのような集中した重い作業は、セッションの枠がリセットされるより先に週の割当を使い切りうる」と書いている。1日で回しきる大量の並列実行は、週単位で跳ね返ってくる。
待機中でも減ることがある
「触っていないのに減っている」という体感には、公式に説明が付いている。Claude Codeは待機中でも一部の背景処理でトークンを使う。claude --resume 向けに過去の会話を要約する背景ジョブや、/usage のような状態確認のコマンドがそれにあたる。ただし量は小さく、操作が無い状態では1セッションあたり通常0.04ドル未満とされている。
長く開いたセッションほど減る
体感として大きいのは、むしろ長時間開いたセッションのほうだ。Claude Codeは毎リクエストで会話全体を送るため、1日開きっぱなしのセッションでの一言の質問でも、会話全体分の使用量を引く。キャッシュの寿命はサブスクで1時間、使用クレジットを使っている間は5分に下がり、APIキーやクラウドプロバイダでは既定で5分になる。休憩がキャッシュ寿命を超えると、次の最初のメッセージはキャッシュを外してコンテキスト全体を再処理する。
このほか、スケジュールされたタスク、別セッションからのメッセージ、サブエージェントやワークフローが生む追加のリクエストも、それぞれ使用量を押し上げる。/compact 自体も、要約する対象の会話を読むので大きなリクエストになる。まっさらに戻したいだけなら /clear はコストがかからない。この辺りの詰め方はClaude Code /compactで長時間開発を回す5手順に整理してある。
項目4|APIの従量課金は100万トークンあたりの単価で決まる
Console のAPIキーで使う場合、料金はモデルごとの単価で決まる。以下は2026年9月28日時点の公式料金ページに並んでいる主なモデルの、100万トークンあたりの価格だ。
| モデル | 入力 | 出力 | キャッシュ読み | キャッシュ書き |
|---|---|---|---|---|
| Fable 5.1 | 10ドル | 50ドル | 0.25ドル | 12.50ドル |
| Opus 5.5 | 4ドル | 20ドル | 0.20ドル | 5ドル |
| Sonnet 5 | 2ドル | 10ドル | 0.20ドル | 2.50ドル |
| Haiku 4.5 | 1ドル | 5ドル | 0.10ドル | 1.25ドル |
キャッシュの価格は5分のTTLでの表記であることが公式ページに注記されている。

単価に掛かる倍率
単価そのものを動かす要素が3つある。バッチ処理は50%の割引が効く。米国内で実行する必要があるワークロード向けに、米国限定の推論が入力と出力について1.1倍の価格で提供されている。そしてfast mode は Opus 5.5 について標準価格の2倍で、最大2.5倍の速度が出るとされている。
この1.1倍はClaude Code側の表示にも影響する。データレジデンシー料率で課金されたレスポンスについて、Claude Codeはセッション費用の計算でそのレスポンスのトークンの定価に1.1を掛ける。同じ数字がステータスラインの費用欄にも出て、--max-budget-usd の集計にも入る。v2.1.239より前のバージョンはこの1.1倍を掛けていなかったため、表示が請求より低く出ていた。
サブスクと従量課金の使い分け
公式FAQは「重いコーディングのセッションには、Console アカウント経由の従量課金のAPIクレジットに切り替えることもできる」と書いている。判断の軸はシンプルで、上限に当たって待つ時間のほうが痛いなら従量課金、金額の予測可能性のほうが大事ならサブスクになる。
両者を1つのセッションで混ぜることはできない。ログインした方法で課金先が決まるためだ。どちらで動いているかを確かめる手順はClaude Codeの課金判定と/statusの7項目にまとめてある。
項目5|実費を見る場所は/usage、正本はConsole
セッションでいくら使ったかは /usage で見る。/cost と /stats は同じコマンドの別名なので、どれを打っても同じ画面が出る。
/usage の一番上に出る Session ブロックは、現在のセッションのトークン使用量の詳細を出す。
Total cost: $0.55
Total duration (API): 6m 20s
Total duration (wall): 6h 33m 10s
Total code changes: 0 lines added, 0 lines removed
Usage by model:
claude-sonnet-4-6: 1.2k input, 5.3k output, 940.0k cache read, 50.0k cache write ($0.55)

この金額をどこまで信じるか
公式ドキュメントは、この Session ブロックがAPIユーザー向けであることを明示している。MaxとProの購読者は使用量がサブスクに含まれるので、このセッション費用の数字は請求の観点では関係しない。購読者が同じ画面で見るべきなのは、プラン使用量のバー、活動統計、使用量の内訳のほうだ。
そして金額の性質も押さえておきたい。Claude Codeはトークン数から定価でローカルに計算しているだけで、見積りであって請求書ではない。権威ある請求の数字は Console の使用状況ページにある。組織が契約料率を持っている場合は、管理設定の modelPricing に自社の料率を入れると表示が契約料率に合う。この設定が効いている間は Total cost の行に「組織の設定料率で」という注記が付く。設定が変えるのは表示だけで、請求額そのものではない。
Session ブロックの合計は /clear で新しいセッションが始まるとリセットされる。v2.1.211より前は /clear をまたいでプロセスの生存期間ずっと積み上がっていた。
購読者が見るべき「使用量の内訳」
Pro・Max・Team・Enterprise では、/usage にプラン上限に対する内訳が出る。内訳は3種類ある。
帰属(Attribution):直近の使用量が、スキル・サブエージェント・プラグイン・個々のMCPサーバーのどれにどれだけ割り当てられたかを、それぞれ全体に対する割合で出す。MCPサーバーの取り分には、そのサーバーのツール結果を消費したリクエストだけが数えられる。
挙動のフラグ:長いコンテキストやキャッシュミスのような挙動が、直近の使用量の10%以上を占めている時に立つ。
ループ:直近に走ったスケジュール実行のうち重いものが、合計トークンの多い順に並ぶ。発火頻度、実行回数、合計と1回あたりのトークン、最後に走った時刻が出る。v2.1.242以降で使える。
d と w のキーで、直近24時間と直近7日を切り替えられる。ここに出る数字はこのマシンのローカルのセッション履歴から計算した概算なので、他の端末や claude.ai での使用は入らない。複数マシンで作業している人が「表示より減りが早い」と感じる原因はここにある。
プロンプトキャッシュ行
v2.1.251以降では、Prompt cache (main) の行が Session ブロックに足される。リクエスト数、入力トークンのうちキャッシュから供給された割合、キャッシュミス、いまキャッシュが温かいかどうかが1行にまとまる。
Prompt cache (main): 14 requests · 91% of input tokens from cache · 2 misses (last 6m 10s ago, 310.2k tokens re-cached) · 1 expected rebuild (compaction or tool-result clearing) · warm (1h TTL, last activity 40s ago)
キャッシュから供給された割合が低いまま張り付いているなら、使用量を減らす最初の打ち手はモデルの変更でもプランの変更でもなく、キャッシュを壊している操作を止めることになる。
使い方そのものを振り返る
/insights は、トークンをどれだけ使ったかではなくどう働いたかのレポートを出す。このマシンの直近のセッションを解析して、何に取り組んでいるか、誤解されたリクエストやバグのある生成コードといった摩擦点、使い方の改善案をHTMLで書き出す。1回の実行で未処理のセッションを最大200件まで解析する。出力先は ~/.claude/usage-data/report.html で、実行ごとのタイムスタンプ付きコピーも同じディレクトリに残る。どのプラン・どのプロバイダでも実行できるが、解析自体のトークンはプランかAPIの使用量に乗る。
項目6|上限に当たった時の3つの選択肢
上限に当たると、次のいずれかのメッセージが出る。リセット時刻が併記される。
You've hit your session limit · resets 3:45pm
You've hit your weekly limit · resets Mon 12:00am
You've hit your Opus limit · resets 3:45pm
You've hit your Sonnet limit · resets 3:45pm
セッション上限と週の上限は全モデル共有なので、/model でモデルを変えても解除されない。一方でOpus上限とSonnet上限はそのモデルファミリーへのリクエストにだけ効くので、/model でファミリー外のモデルに切り替えれば作業を続けられる。ここを取り違えて、全モデル共有の上限でモデルを切り替え続ける、というのがよくある時間の使い方になる。

選択肢は3つ
1. リセットを待つ:メッセージに出ているリセット時刻まで待つ。claude.ai のサブスクでサインインした対話セッションでは、Claude Codeがセッションを開いたまま待機し、リセット直後に中断したタスクを続けられる。待機中は画面下部に Usage limit reached · continuing automatically at 3:45pm · esc to cancel の行が出る。空のプロンプトで Esc を押せば待機を取り消せる。この自動継続は v2.1.234 以降の機能だ。
2. 上位プランに上げる:基礎の上限そのものを引き上げる。ProからMax、Teamの標準シートからプレミアムシートへの変更がこれにあたる。
3. 使用クレジットを有効にする:料金ページのFAQは「有料プランでは使用クレジットを有効にして、標準のAPI料率で作業を続けられる」と書いている。/usage-credits を実行すると、Pro・Maxでは claude.ai の使用設定ページが開き、クレジットの残高、当月の支出、月間の支出上限を確認できる。TeamやEnterpriseで請求権限が無いメンバーの場合は、確認のうえ管理者にリクエストを送る動きになる。このコマンドはAPIキー認証では使えない。
当たる前に気づく
上限に当たる前に、You've used 85% of your session limit · resets 3:45pm のような警告が出ることがある。残量を常時見たいなら、カスタムのステータスラインに rate_limits のフィールドを足す方法がある。個別の対処手順はClaude Codeの「session limit」対処法と再開手順に詳しい。
コンテキスト警告は上限ではない
紛らわしいので分けておく。コンテキストや自動圧縮の警告は使用量上限ではない。会話がセッションの自動圧縮のしきい値に近づき、古い履歴を要約して領域を空ける段階に入った、というだけの話だ。ここで慌ててプランを上げても症状は変わらない。
もう1つ、Usage credits required for 1M context は残量の枯渇ではなく資格のチェックで、セッションと週の割当に余裕があっても出る。100万トークンの拡張コンテキストを選んだが、そのプランでは使用クレジット経由でしか使えない、という意味だ。/model で [1m] の付かない方を選べば戻る。
項目7|日本から払う時の税と通貨
公式の料金ページに並ぶ金額は税込ではない。ページ自体に「表示価格には適用される税が含まれていない」と明記されている。
日本の顧客については、別途の告知がある。2026年4月1日以降、日本の消費税法に従い、日本の顧客に提供されるサービスに対して10%の消費税(JCT)が別立てで課される。Anthropicは適格請求書発行事業者としての登録を完了しており、登録番号は T7700150134388 と公表されている。法人顧客は発行される適格請求書を使って仕入税額控除を受けられる。個人利用の場合は仕入税額控除を受けられず、消費税は利用者の負担になる。
請求通貨は変わらない、と公式に明記されている。消費税の金額だけが適格請求書上に日本円で表示される。つまり「日本円建ての料金プランに切り替わる」わけではなく、ドル建ての請求に日本円表記の税額が併記される形だ。
返金の扱い
支払いは原則として返金不可で、消費者利用規約が別途定める場合と現地法が要求する場合が例外になる。App Store 経由で購読した場合はAppleが返金を扱うため、Apple側に請求することになる。Google Play 経由の場合はサポートに問い合わせる。
料金の早見表
急いでいる時はここから引く。金額はすべて2026年9月28日時点の公式料金ページの表記で、税別。
| 知りたいこと | 答え | 確認先 |
|---|---|---|
| 無料で使えるか | 使えない。Claude Codeは有料プランに含まれる | 料金ページのプラン比較表 |
| 個人の最低額 | Pro 年払いで月17ドル(200ドル一括)/月払い20ドル | 料金ページ |
| 長時間使う場合 | Max 月100ドルから。Proの5倍か20倍を選ぶ。月払いのみ | 料金ページFAQ |
| チームの最低額 | Team 標準シート 年払いで1席あたり月20ドル(月払い25ドル) | 料金ページ |
| チームで重く使う場合 | Team プレミアムシート 年払いで1席あたり月100ドル(月払い125ドル) | 料金ページ |
| 大組織 | Enterprise 1席あたり月20ドル(年払い)+API料率の従量 | 料金ページFAQ |
| 上限のリセット | ローリング5時間。有料プランは週の枠も | 料金ページFAQ |
| 上限は端末ごとか | 共通。ウェブ・デスクトップ・モバイル・Claude Codeが同じプール | 料金ページFAQ |
| 実費の確認 | /usage(/cost・/stats は別名) |
コマンドリファレンス |
| 請求の正本 | Console の使用状況ページ | コスト管理ドキュメント |
| 上限に当たった | 待つ/上位プラン/使用クレジットで標準API料率 | 料金ページFAQ・エラーリファレンス |
| 日本の消費税 | 2026年4月1日以降、10%が別途加算。請求通貨は不変 | 消費税に関する告知 |
想定の試算例(実測値ではありません)
以下は単価の使い方を見せるための計算例であり、特定の利用実績ではない。キャッシュの効果を除いた単純計算で、実際にはプロンプトキャッシュの読み取り単価が大きく効くため、この数字より下に出るのが普通だ。
想定1:Sonnet 5 で入力50万トークン、出力5万トークンを使った場合。 入力は100万トークンあたり2ドルなので 2×0.5=1.0ドル、出力は100万トークンあたり10ドルなので 10×0.05=0.5ドル。合計で1.5ドルになる。単価はAnthropic「Pricing」のモデル別価格に基づく。
想定2:同じ量を Opus 5.5 で使った場合。 入力 4×0.5=2.0ドル、出力 20×0.05=1.0ドルで、合計3.0ドル。Sonnet 5 の2倍だ。モデルを作業に合わせる効果はこの倍率で効く。単価はAnthropic「Pricing」のモデル別価格に基づく。
想定3:Haiku 4.5 に落とした場合。 入力 1×0.5=0.5ドル、出力 5×0.05=0.25ドルで、合計0.75ドル。単価はAnthropic「Pricing」のモデル別価格に基づく。
この比較で見るべきなのは絶対額ではなく比率だ。サブスクの枠で動いている場合も、消費される枠の量は同じ比率で効く。だからプランを上げる前に、まずモデルの割り当てとコンテキストの量を見直すほうが費用対効果が高い。
今日やる3つ
/usageを打つ。Session ブロックのドル表示が意味を持つ(=APIの従量課金)のか、プラン使用量のバーを見るべき(=サブスクの枠)のかを、まず確定させる。表示の位置づけはAnthropic「Manage costs effectively」で確認できる。- 購読プランなら、
/usageの内訳で挙動のフラグが立っていないかを見る。長いコンテキストやキャッシュミスが直近使用量の10%以上を占めているなら、プラン変更より先にそこを直す。 - 上限に当たった時のメッセージを、セッション・週・モデル限定の3種類で読み分けられるようにしておく。モデル限定なら
/modelで作業を続けられる。
あわせて読みたい
- Claude Codeトークン使用量の確認とキャッシュ節約:使用量そのものを減らす打ち手。
- Claude Codeの「session limit」対処法と再開手順:上限に当たった後の動き方。
- Claude Codeの課金判定と/statusの7項目:どの経路で課金されているかの確かめ方。
- Claude Code全社導入のコスト可視化・上限設計ガイド:組織単位での見える化と上限。
- Claude Code支出上限をgatewayで開発者別に設定する:自社ゲートウェイでの支出制御。
- Claude Code導入ROIの算出と社内提案:費用を社内で通すための組み立て。
よくある質問
Claude Codeはいくらですか
有料プランに含まれるので、プランの月額がそのまま答えになります。個人ならProが年払いで月17ドル(200ドルを一括)、月払いで20ドル。Maxは月100ドルからです。チームならTeamの標準シートが年払いで1席あたり月20ドル、プレミアムシートが月100ドルです。いずれも税別で、2026年9月28日時点の公式料金ページの表記です。
無料で使えますか
無料プランにClaude Codeは含まれません。料金ページのプラン比較表で、Claude Codeの行はFreeが「No」になっています。
Proだとどれくらい使えますか
5時間のセッションあたり、Freeの5倍以上とされています。ただし固定のメッセージ数はありません。使える量は会話の長さと複雑さ、選んだモデル、使った機能で変わると公式に明記されています。自分の場合の目安は /usage の残量バーで測るのが確実です。
Maxの5倍と20倍はどちらを選ぶべきですか
どちらもProの使用量に対する倍率で、5時間のセッションあたりの量が変わります。両方とも月払いでの請求です。Proで5時間の枠を使い切って待つ場面が週に何度も出るなら上げる価値があり、月に数回なら使用クレジットで足すほうが安く済む可能性があります。
月額を払っていれば使い放題ですか
違います。すべてのプランに使用量上限があり、ローリング5時間の枠でリセットされ、有料プランにはさらに週の枠が乗ります。加えて、公平なアクセスを保つために週次・月次の上限やモデル・機能単位の制限を設ける場合がある、と公式に明記されています。
チャットとClaude Codeで枠は別々ですか
別々ではありません。ウェブ・デスクトップ・モバイル・Claude Codeでの活動は、すべて同じプールから引かれます。
/usage に出るドル金額は請求額ですか
請求額ではありません。Claude Codeがトークン数から定価でローカルに計算した見積りです。権威ある請求の数字はConsoleの使用状況ページにあります。また購読プランでは使用量が月額に含まれるので、このセッション費用の数字は請求の観点では関係しません。
/cost と /usage は違うコマンドですか
同じです。/cost と /stats は /usage の別名で、どれを打っても同じ画面が出ます。
触っていないのに使用量が減ります
一部の背景処理でトークンを使います。claude --resume 向けに過去の会話を要約する背景ジョブや、状態確認のコマンドがそれです。ただし操作が無い状態では、通常1セッションあたり0.04ドル未満とされています。減りが大きい場合は、長時間開いたセッション、スケジュール実行、別セッションからのメッセージ、サブエージェントのほうを疑ってください。
モデルを切り替えれば上限を回避できますか
上限の種類によります。セッション上限と週の上限は全モデル共有なので、切り替えても解除されません。Opus上限とSonnet上限はそのファミリーにだけ効くので、/model でファミリー外に切り替えれば作業を続けられます。ただし各モデルは別々のプロンプトキャッシュを持つため、切り替え直後のリクエストは会話全体を読み直します。
日本から払うと消費税はかかりますか
かかります。2026年4月1日以降、日本の顧客に提供されるサービスに10%の消費税が別途加算されます。Anthropicは適格請求書発行事業者として登録済みで、登録番号は T7700150134388 です。法人は適格請求書で仕入税額控除を受けられます。請求通貨は変わらず、消費税の金額が日本円で表示されます。
年払いにすると安くなりますか
公式FAQは、年間プランは月額購読より安くなるよう設計されていると書いています。年間の購読はProとTeamで選べます。Enterpriseは年間購読のみです。Maxは5倍・20倍のどちらも月払いでの請求です。
運営元 Uravation よりこの事例を自社の業務で試す場合のテーマ選定・評価・本番移行の確認項目を、無料のチェックリストにまとめています。 Claude Code業務自動化PoCチェックリストを受け取る(無料)
参考・出典
- Anthropic「Pricing」(Free・Pro・Max・Team・Enterpriseの月額、モデル別のトークン単価、バッチ50%割引、米国限定推論の1.1倍、fast modeの2倍、プラン比較表、FAQ・2026年9月28日確認)
- Anthropic「Pricing」(同一ページ・プラン比較表のClaude Code行と使用量上限のFAQ・2026年9月28日確認)
- Anthropic「Manage costs effectively」(/usageの画面構成、セッション費用の性質、プラン使用量の内訳、使用クレジット、組織別の支出管理、背景トークン、長時間セッションで使用量が増える理由・2026年9月28日確認)
- Anthropic「Error reference」(session limit / weekly limit / Opus limit / Sonnet limit のメッセージと挙動、自動継続、85%警告、1Mコンテキストの資格チェック・2026年9月28日確認)
- Anthropic「Slash commands」(/usage と /cost・/stats のエイリアス関係、/usage-credits・2026年9月28日確認)
- Anthropic「CLI reference」(–max-budget-usd の挙動・2026年9月28日確認)
- Anthropic Help Center「Notice regarding consumption tax (JCT) for Japanese customers」(2026年4月1日からの10%課税、適格請求書発行事業者登録番号、請求通貨の扱い・2026年3月16日付・2026年9月28日確認)
- Anthropic Help Center「Extra usage for paid Claude plans」(使用クレジットの位置づけ・2026年9月28日確認)
- Anthropic「Claude Console — Usage」(請求の正本となる使用状況ページ・2026年9月28日確認)
- Anthropic「Settings reference」(modelPricing による契約料率の表示・2026年9月28日確認)